
私監修のPEロングキャストモード!!
非常に沢山の反響嬉しく思います🙇
開発時に目指したのは限界まで遠くへ!
そして限界まで飛ばす為にはピーキーな設定は無意味。
もしピーキーにするだけなら既存のモードのブレーキ力を単純に少なくするだけで良いからです。
ではピーキーさを無くしてIMZリミットブレイカーの性能を極限まで引き出し、どう飛距離を伸ばすのか。
ここが一番の肝です。
ベイトキャスティングリールにおいて理想的な糸の放出とは糸がスプールから浮き上がらず、尚且つ余剰なブレーキが無い状態。
キャスト時に着水までの間適切なブレーキを掛けてくれる状態。
要するに糸が張るギリギリの0テンションに近い状態が理想とされます。
今までのマグフォースSVやマグフォースZ、ブースト等も非常に素晴らしいブレーキなのですがどうしても物理的に放物線を描くようなブレーキの掛かり方でした。
放出時に糸が浮き上がらないタイミングでのブレーキは単純に飛距離のロスに繋がります。
またキャスト時一番バックラッシュしやすいタイミングはキャストした瞬間〜ルアーの初速が落ち始めたタイミング。
基本バックラッシュを懸念し、そのタイミングに糸が浮き上がらないようブレーキ設定するのが良しとされていました。
(放出量<スプール回転量の状態になるとスプールが先に回ってしまいバックラッシュの原因になる)
しかし、それではバックラッシュはしなくなるが美味しい所も殺してしまう。
勿論私はサミングで適切なブレーキを掛ける事により基本ブレーキ0でも全てのベイトキャスティングリールは投げる事は出来ますが、コンマ何秒以下の世界です。
人間では全て適切な制御は不可能です。
美味しい所を殺してしまいます。
0ブレーキでサミングのみでキャストしていても、やはり余剰なブレーキを人間側で行っている状態と言えます。
そこを打開したのがインテリジェントマグフォースであり、PEロングキャストモードです。
ピーキーなブレーキ性能では無く上記で記述した糸の浮き上がらないギリギリのタイミングを適切に処理し、安定したタイミングでは限りなくブレーキ力は落とし飛距離を伸ばす。
これが出来るのがインテリジェントマグフォースの強みです。
それにより恐れを無くして更にロッドを曲げ込む事が出き、技術も向上していくのでリールと共にアングラーも成長出来る唯一無二のベイトキャスティングリール、モードとなっております。
因みにベイトキャスティングにおいてスイングスピードは要らないと言う方も居ますがこれは始めたばかりの方限定であり、飛距離を更に伸ばす為にはロッドの性能を十分に引き出し、スイングスピードは早ければ早い方が勿論飛距離は伸びます。
これを覚えるのにもPEロングキャストモードはベストなブレーキモードとなっております。
まだまだ進化余地を十分に残したIMZリミットブレイカー!
是非キャストする機会が御座いましたらこの感動を味わって頂けたら幸いです。
(画像は私、世良勇樹のキャストデータの一部です。)